トーランスのショッピングモールで銃撃事件!治安は大丈夫なのか、、、!?
0. はじめに
2019年1月5日
いつものように少し遅めの土曜日の朝。
普段は見ないテレビを何気なくつけてみると、衝撃的なニュースが飛び込んできました。
内容はトーランスにあるボーリング場で銃撃事件が起き、3人の死者が出たというもの。
以前の記事で触れたように、家の価格、アパートの家賃の価格はその土地の治安が大事な要素となっています。
トーランス(Torrance)というと、以前はトヨタのアメリカ本社があった都市で、もちろん治安も良い部類に入ります。
今回の事件は、そんなトーランスに住む多くの日本人にとっても、かなり大きな衝撃だったのではないでしょうか。
南カリフォルニアローカルの放送局(KTLA)では、今日一日ずっとこの事件がトップニュースになっていました。
現在、1月5日の夜の時点で分かっているのは概ね以下の事実です。
・現場はGable House Bowl(ゲイブル ハウス ボウル)というボーリング場
・時間は1月4日の深夜12時直前
・二つのグループ間で口論となり、うちの何者かが発砲した
・3人の黒人男性が死亡し、4人が重軽傷
・犯人はまだ捕まっていない
目撃者は多くいたはずなのに犯人がまだ捕まっていないというのは怖いですね。
1. 銃撃事件なんて日常茶飯事
まぁ、今さら驚く事でもなんでもないですが、やはりここはアメリカ。銃社会のトップランナーの国です。
テレビのニュースチャンネルでは毎日のように銃による死亡事件を報道しています。
今回はトーランスでしたが、実際にはワラゴンの住む周辺エリアでも、これまで何度か銃撃事件が報道されていました。
それほどアメリカに在住するということは、銃社会に身を置くということと切り離せない関係にあると言えます。
何かを得るためには、失うものもあるという事です。
南カリフォルニアへの移住を考えている方はたくさんいらっしゃると思いますが、こんな一面もあることを頭に入れておきましょう。
2. どんなに治安が良くても、事件は起きる
南カリフォルニア在住の日本人にとって、今でも割と記憶に新しい事件として、吉野家付近で日本人男性が銃殺された件があります。
2014年に起こった事件ですが、場所はイングルウッド(Inglewood)という都市で、なかなか治安の悪い事で評判の高い地域です。
私も1, 2回行ったことはあるのですが、まあまあ、やっぱり、何というか、噂通りの異質な雰囲気を感じたのを覚えています。
トーランスからも20分30分あれば行けるの場所なので、私も大変衝撃を受けたことを覚えています。
当時、このイングルウッドの件は、治安が悪い、しかも、深夜4時に起きた事件という事で、やっぱり夜中に危険地域に行くのは控えよう、と思ったことを記憶しています。
しかし、今回の件はトーランス、しかも現場のボーリング場は、トーランスの中でも特に治安の良い地域です(西側に行くほど良い)。
そんな場所で銃撃事件という事なら、もう本当に、安全な場所なんてないんだなと改めて思い知らされます。
まぁ、当たり前ですが、いくら治安が良い地域と言っても事件は起きます。
今回の件はそのことを強く再認識させてくれました。
3. 喧嘩を見たら速やかに現場を離れろ
身を守るためにはやはり「危険な地域に近寄らない」、「深夜に一人で外出しない」というのは、第一の鉄則です。
しかし、このような銃撃事件はいつでも、どこでも、誰にでも起こり得ます。
そこで、この事件からもう一つ学ぶべき教訓があります。
それは、「喧嘩を見たら速やかにその場を離れろ」ということです。
今回の件では、黒人グループ?間の言い争いが引き金となった、というような情報が出ています。
街には、本当に頭のおかしな人たちがあふれています。
誰かが口論している場面に出くわすこともしばしばあります。
そんな時でも、仲裁などせずにその場を立ち去ることです。
今回の件で分かったように、彼らは当たり前のように銃を持っています。
私も、今回の件が起こるまでは、「銃を持ち歩いているヤツなんてほんとにいるのかな?」なんて思っていたクチです。
考えを改めないといけません。
マジで持ってます。
ギャングなどという言葉は、日本にいたら映画か漫画の中でしか聞きませんが、ここでは実在しています。
実際、ワラゴンが今住む地域は、「ギャングの中心地だ」という風に言われているくらいです。
ここでは、頭のおかしな人たちが、本当に銃を持って街を歩いているのです。
そんな人たちをまともに相手していたら命がいくつあっても足りません。
おかしな人を見たら、なるべく近寄らないようにし、喧嘩があったら即座にその場を離れるように心がけましょう。
【画像あり】 ロサンゼルス周辺で治安が悪いとされるコンプトンとイングルウッドに行ってみた
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