エンジニアのアメリカ進出

アメリカ生活のここがイヤ!移住して後悔したこと 後編4つ

投稿日:2019-02-07 更新日:

前回、アメリカ生活のここがイヤ!移住して後悔したこと 前編 3つという記事を書きました。

今回はその続きになります。

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4. 子供が日本語を話せるようになる保証がない

アメリカに移住することの一つの大きなメリットとして、子供が英語を話せるようになる、というのがあります。

とはいっても、私の娘は2019年時点でまだ3歳なので、私の経験談をお話しすることはできません。

ですので、ここでお話しするのは私の体験談ではなく、知人、同僚から聞いた話を考慮してのお話となりますので、ご容赦下さい。

まず、子供の言語の習得において、母親の持つ影響力というのは非常に強いようで、子供は「英語+母親の言語」を習得するケースが多いようです。

ですので、両親とも日本人、あるいは少なくとも母親が日本人の場合は、子供は「英語+日本語」を話せるようになる可能性が高いようです。

ただし、ここで日本語が話せるようになる、といってもそのレベルには相当な差があります。

私の周りでアメリカ育ちの日系人を何人か見てきましたが、彼らの日本語のレベルはというと、そのレベルは結構幅広いです。

日本育ちの日本人と比べて遜色ない日本語を話す人から、ところどころでイントネーションがおかしい人、明らかにカタコトなのが分かる人までいます。

上は宇多田ヒカル、真ん中はアグネス・チャン、下はボビーオロゴンくらいと言ったら分かりやすいでしょうか??

別にボビーが悪いと言っているわけではありません。日本語でコミュニケーションが取れて、日本語で冗談を言えるのだから、正直大したレベルです。逆に、私が彼と同じレベルの英語力があるかというと、そうでもないので、ボビーってやっぱりすごいと思います。

 

一方、母親が日本人ではない場合、私の周りで多いのは日本人父+アジア人母のケースです。例えば韓国人や台湾人のお母さんのようなケースを見てみます。

この場合もやっぱり母親の影響力が強く、子供は英語+母親の言語を習得するケースが多いようです。

つまり、あなたが男性で、アメリカでアジア人の奥さんを見つけた場合、子供たちは日本語を話せるようになる可能性がぐっと減ると考えてよいと思います。

そしてもうひとつ、忘れてはならないのが、「第二言語を諦める」というパターンもあるということです。

私の周りのアジア人夫婦に多いのですが、自分たちの母国語を子供たちに教えるのをやめたグループが存在します。

理由を聞いてみると、子供が英語と彼らの母国語を混同するようになったため、カウンセラーと相談した結果、英語一本に絞ったというものです。

これは確かに、両方どっちつかずになるよりは確実な英語の方を取るという、とても賢明な判断です。

私の娘も、そのような状況になる可能性は十分にあり、私自身、そのような選択を迫られるケースについて準備をしておく必要があります。

以上を踏まえると、アメリカでの子育てでは、英語は放っておいても大丈夫なのかな、というのが私を含めた大方の意見です。

カギとなるのはむしろ日本語の方です。

日本語の方は放っておくと、どんどん話さなくなり、最もまずいのは子供自身が「日本語を話すことを恥ずかしい」と感じてしまうことです。

こうなると、子供が日本語を母国語レベルで話せるようになるのは難しいので、そのようなリスクがあるという事を理解しておいた方が良いでしょう。

 

5. 食べ物がまずい

日本食って素晴らしい。

アメリカに来てつくづく思います。

いや、まぁ、まずいとは書きましたが、先に断っておくと、アメリカにだっておいしい食べ物はたくさんあります

よく言われるのがステーキでしょうか。確かに、ステーキはレストランで食べるにしても、スーパーで買うにしても比較的安くておいしいお肉を頂くことができると思います。

でもやっぱりそれなりにコストがかかります。

っていうか、そりゃお金出せばうまいもんはいくらでもあります

ここで言いたいのは、もっと庶民的なレベルでのおいしい食材あるいは食事が少ないという事です。
日本という国は、とにかくおいしいものが安く手に入る、という点で圧倒的です。

例えば、コンビニのおにぎりひとつ取っても、120円かそこらであんなにおいしいおにぎりが手に入るなんて、ほんと、日本サイコーです。

アメリカで1ドルで手に入る食事と言ったら、せいぜいマクドナルドのdollar menuでしょうか。
確かに1ドルで安いハンバーガーを食べることはできますが、決しておいしいわけではないですし、身体にも優しくはないでしょう。

日本を離れてみて初めて日本の食のありがた味を実感します

そんな日本の良さを再認識できるという点ではメリットと言えるかもしれませんが、アメリカの食事の楽しみの無さほ本当に残念でなりません。

 

6. 日本から遠い(帰国が大変)

これはもうそのままで、アジアへの留学、就職に比べると日本に一時帰国するための旅費がもう大変なことは間違いありません。

単身ならともかく、家族4人で帰国なんてことになったら安い中古車が買えるくらいの出費になり、家計に全然優しくありません。

私はまだロサンゼルス、つまり西海岸なのでまだマシですが、これが東海岸になると航空券だけで一人当たり$1,500くらいは普通にかかります(4人家族で$6,000、、、)。

ですので、アメリカへの永住を考えているなら日本への帰国は頻繁にはできないという事も念頭に入れておきましょう。

 

7. 祝祭日が少ない

日本では最近「働き方改革」というのがよく言われているようで。

一部の企業において過酷な労働を強いられている労働者も多いのは事実だと思います。

でも皆さん知ってましたか?

アメリカ人て本当に働き者なんです。

私は、アメリカに来て日系企業にしか就職したことがないのですが、とにかく祝祭日が少ないです。

日系企業なので、日本と連絡をすることも多いのですが「また日本休みか、いいなー」なんて事がしばしばあります。

アメリカは州によって祝日が異なるのですが、年間の祝日はおおむね10日、11日と考えてよいと思います。

これに対し、業種にもよると思いますが、普通のIT企業ならゴールデンウィークやお盆、年末年始の休日を加味すると、日本の祝日はおよそ24日くらいあると思われます。

2倍以上!日本天国!

これを聞いて「いやいや、アメリカはその分有給が多くて休暇が取りやすいんでしょー」なんて意見もあると思います。

残念ながら、私は日系企業にしか勤めたことがないので、この意見に対する答えを持ち合わせていません。

しかし、私がこれまで勤めてきた経験から話をさせてもらうと、「いやいや、そうでもないですよー」が答えとなります。

まず、有給が多いかどうか?これは全く当てはまりません。

これは私が勤めてきた会社が、全て中小企業だったからというのもありますが、一例で言うと初年度は5日、以降は1年ごとに1日ずつ追加、というパターンがありました。

5年働いてやっと年間10日の有給が付与されるということになります。

なかなかのブラックです。

これは少し極端な例でしたが、もう少しまともな企業であれば、おそらく初年度から10日くらいはもらえると思います。日本でもそれくらいは普通だと思いますが。

次に、有給を取りやすいかという点ですが、これはおおむねYesと言ってよいかもしれません。

あくまで、日本に比べれば、の話ですが。

特に、アメリカ人の従業員が多い職場では、その傾向は強いです。

割とみんな普通に休んでいるので、「自分も」という心理が働きやすいというのは事実です。

そんな背景を踏まえて、改めて日本の休みとアメリカの休みを比較してみます。

・日本では有給使わなくても年間24日の祝日が待っている。有給消化できればなお良し。

・一方アメリカでは年間10日の祝日しかない。有給を14日間取得して始めて日本並みの休みに到達できる。残る有給はいくばくもない。

という結論となります。

少し言い方を変えると、アメリカではわざわざ有給を使わないと、日本の祝日と同等の休みを取得することはできない、と言えます。
有給を取得しやすいと言っても、少なからず抵抗はあるので、現実問題としてアメリカで日本並みの休みを得ることは難しいのです。

そんなわけで、アメリカ人というのは、日本人が考えるよりもずっと働き者とすることができます

特にアメリカでは「正月一月二日は働いて当たり前」の日なんです。

 

これが日本人にとっては本当につらい、、、

 

私は今でも「なんで正月二日から働かなきゃならないんだよっ!」って毎年切れそうになります。

いや、それなりの対価があればいいんですが、「働いて当たり前でしょ?」という見方しかされないところがさらに悔しい!

何しろ子供のころから「正月三が日は休んで当然」という文化で育ってきていますから。

そんな理不尽にも耐えなければならないアメリカ生活になるんです。

 

ちょっと怖くないですか?!

 

まとめ

いかがでしたか?

かなり長くなってしまいましたが、前回と合わせてアメリカに移住することのデメリット7つをあげてみました。

繰り返しになりますが、ひとつひとつが非常に深刻なテーマになっています。

今更ながら、私自身「こんなに過酷な環境なのに、どうしてアメリカに住んでいるんだろう?」と再認識させられたくらいです。

ですので、アメリカへの移住を考えている皆さん、本シリーズでアメリカ移住のメリットデメリットをまとめていますので、もう一度よく考えて、自分が本当に移住する覚悟があるかどうかを見極めてください。

 

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