こんにちは。ワラゴンです。
このシリーズでは、ITエンジニアさんにが海外に進出するのを応援しています。
単に海外に出るならアジアもいいのですが、エンジニアならITの先進国であるアメリカへの進出が絶対おすすめです。
そのあたりは以前、エンジニア(SE・プログラマ)がアメリカに進出した方が良い理由という記事を書いたので読んでみて下さい。
しかし、アメリカへの進出というのは、響きはカッコイイですが、その実情はなかなか泥臭いです。
年収5万ドル。しかしロサンゼルスに移住するには決して十分ではないを見てもらうと分かるのですが、アメリカ、特にカリフォルニアに移住する場合は間違いなくお金に苦労することになります。
そんなわけで、今日はエンジニアさんがアメリカに進出する準備段階として、まずは副収入を得られるようになっておくことが必須だよというお話をしたいと思います。
アメリカ進出はそんなにお金が必要なの?
まあ、お金が必要なのは、別にアメリカに進出するからというわけではないですよね。
おそらくほとんど万人にとって共通の問題だと思います。
でも日本に住んでいる分には、普通に就職して普通に働いていれば、それなりに充実した生活を送ることができると思います。
もう少し言えば、人間として最低限の生活を送ることが保障されている、と言っても良いと思います。
これに対し、アメリカで日本人が生活するとなると、話は別です。
ここアメリカではそんな当たり前な環境でさえも、そう簡単には手に入れることはできません。
具体的には、住居・教育・医療といったサービスは、貧乏人には提供されないと考えて良いと思います(いやー!アメリカさいてー)。
いや、少し言い過ぎたかもしれません、、、、
でも、これらのサービスを日本と同じような水準で享受しようと思うなら、それなりのお金が必要なのは間違いないでしょう。
具体的には、以下の2つの原因があります。
・就労ビザがなければ働くことができない
・カリフォルニアでは生活費が異常に高い
まず、一つ目ですが、「就労ビザがなければ働くことができない」ということが根本的な原因になっています。
そして、その就労ビザも取得が難しい上に期限が設けられているので、アメリカへの移住・永住というのは現実的にはかなり高いハードルとなっています。
次に、カリフォルニア(とニューヨーク)特有の問題かもしれませんが、都市部ではとにかく生活費が高い事も原因です。
人気のある都市ではアパートの家賃が高騰し過ぎているため、学生だけでなく、社会人でさえもルームシェアしなければ生活できないのが現実です。
特に日本人の場合は、やはりH1ビザで日系企業に就職するケースも多いと思います。
そのような場合は、当然ですが給料もネイティブのアメリカ人ほどの高給は望めません。
そんなわけで、もしあなたが将来アメリカに行ってみたいなと思っているなら、早めに動いておくのが得策だと思います。
つまり、アメリカ生活を楽しむために、ネットを使って収入を得る方法を開拓した方が絶対お得なのです。
ITエンジニアならブログは始めるべき
さて、このブログに来ている人は、IT系のエンジニアさんも多いのではないかと思います。
そんな人にまずおすすめしたいのは、やっぱりブログです。
IT系エンジニアさんと言っても、Web系ではない人もたくさんいるので、ブログのようなWebの世界はちょっと、、、と足踏みしてしまうエンジニアさんもいるかもしれません。
しかし、wordpress でブログを運営していく分には、Webの知識はあまり必要ないので、あまり心配する必要はありません。
世の中にはコンピュータのことを全く知らない初心者の人でもブログで月何万円も稼いでいる人がいるのですから、ITで飯を食っている人ができない理由はないですね。
むしろ、全くの素人さんに比べたら、たとえ異なる分野であってもITの経験がある方が有利に決まっています。
もし、あなたがWeb以外のIT分野で働いているのなら、そこで得た経験をブログで発信するのはなかなか良いアイデアだと思います。
例えば、C言語メインのプログラマさんだとか、COBOLやPerlメインの人ってそんなに多くない(勝手な)イメージがあるので、ライバルが少ないのでは?と思います。
あと、個人的にはAS400のような古いシステムに詳しいエンジニアさんとかいたら意外と需要あるんじゃないかなーとも思います(いないか、、、)。
ブログの良いところは、続ければ続けるほど資産となって継続的に利益をもたらしてくれる点です。
というのも、ブログの収益は根本的にはページビュー(アクセス数)に比例しているためです。
有益な情報を継続して発信することができれば、自然とページビューが増え、アドセンスによる収益も増えていきます。
ある程度のページビューを稼げるようになると、少しくらいほったらかしでも収益を上げてくれるようになります。
月に3万円でも4万円でも、副収入があれば、渡米後の生活の助けになります(しかし3万円は決して簡単ではありません!)。
そういった意味では不動産に似ているのかもしれません。
しかし、ブログを軸に収益を上げていくのは、当たり前ですが簡単なことではありません。
世の中にはブログ開始3か月で10万円みたいな広告が出回っていますが、そんなに簡単ならみんなお金持ちになってしまいます。
世の中そんなに甘くはありません。
先日、1年と4か月くらい続けているこのブログの収益を晒しましたが、正直さっぱりですね。
(絶望にはもう慣れた。ブログを始めて1年と4か月くらいの収益と成績を晒してみる)
1年と4か月も続けて月間たったの6ドルです。
戦闘力53万の時にみんなが味わった絶望感に似ています。
まあ、私の場合はもっとアクセスを増やす取り組みをしないといけないのですが、やっぱりそんなに簡単ではないですね。
エックスサーバーでブログを始めよう
というわけで、私自身が達成できていないものを人に勧めるのもどうかと思うのですが、ITエンジニアならすぐにでもブログを始めた方が良いと思います。
ただ、断言しますが、よほどのキラーコンテンツと行動力がない限り、すぐに収益を出すのは難しいでしょう。
それでも、「やらないよりはいい」くらいの気持ちで始めるのがミソだと思います。
かなり大雑把に、3年後に月1万円とか、そんなペースでもいいんじゃないかと思います(私の場合、それすらも困難ですが)。
そのくらい長期的なプロジェクトとして取り組むのが、挫折しないためにも大切なことです。
ちなみに、私自身は割と楽しんでブログを書いている部分がああります。
ホントに少しづつですが、アクセスが増えていくのを見るのは、植物の成長を観察するのに似ていて面白いなぁと感じています。
さて、長々と書いてきましたが、言いたかったことは、とにかく今すぐブログを始めてみよう!ということです。
ブログを始めるのにも、いろんな方法がありますが、私の場合は色々検討した結果、エックスサーバで始めることにしました。
有料サービスですが、有料であるという事が私の場合は逆にモチベーションを維持するのに大きく貢献することになったので、大正解だと思っています。
一番安いプランのX10なのですが、月1,000円くらいです。
最初は赤字ですが、継続さえできれば月に1,000くらいは達成できると思います。
このブログのような底辺レベルでも、1年と4か月で6ドルくらいまできたので、あと半年くらいあれば10ドルくらいまで行くんじゃないかと、、、(汗)
ブログを継続する上で、モチベーションを維持するのはかなり重要なポイントになるのですが、私の場合は有料サービスを使う事が良いプレッシャーとなっています。
1年と4か月続けてもたったの6ドルという現実があっても、「もう少しでサーバ代が賄える・・・!」と思うと、もう少し頑張ってみよう、と気合が入ります。
そんなわけで、今回のお話をまとめると以下のようになります。
・アメリカへ移住を検討しているなら、副収入が必要
・ITエンジニアならブログがおすすめ
・ブログを始めるなら有料だけどエックスサーバーでwordpressを始めるのがおすすめ