アメリカのお金の話 ロサンゼルス生活

クレジットカードサインアップボーナスの大本命!Chase Sapphire Preferredの特徴を解説!

投稿日:2020-02-25 更新日:

こんにちは。辛くもアメリカ移住して11年くらいは生き残っているワラゴンです。

さて、最近はクレジットカードのサインアップボーナスをもらって日本行き航空券をタダでゲットしよう、という話をしています。

【ほぼ無料】まだ格安航空券を探してるの?アメリカでクレジットカード作ってタダで日本帰国しよう

 

航空券がタダで買える、クレジットスコアにも影響はないということで、アメリカに住んでいるならやらない手はないわけなんですが、いかんせん、カードの種類が多過ぎてどのカードから始めれば良いのかわかりません。

そこで、今日は万人に共通しておすすめできる最強のクレジットカードであるChase Sapphire Preferredを紹介しようと思います。

 

こんな人向け

この記事は以下のようなことを思っている人向けの記事です。

・クレジットカードのサインアップボーナスをもらいたいが、どのカードから始めて良いのか分からない
Chase Sapphire Preferredがいいらしいけど本当に自分に合っているのか不安
・クレジットカードのサインアップボーナスで航空券をお得に買いたい
・クレジットカードのサインアップボーナスを現金にしたい
・クレジットカードのサインアップボーナスをマイルに変換したい

 

Chase のクレジットカードプログラム(Ultimate Rewards)の概要

Chase Sapphire Preferredが他と比べてどんな特徴があるのかを知るには、まずChase系のクレジットカードプログラムであるUltimate Rewardsの概要を知っておいた方が良いと思います。

詳しくは以下の記事にまとめたので、Ultimate Rewardsプログラムって何?という方はぜひ読んでください。

Chase系のクレジットカードプログラム、Ultimate Rewardsの基本を押さえよう

 

Chase Sapphire Preferred が最強な理由

次に、数あるクレジットカードの中からどうしてChase Sapphire Preferredが万人にオススメなのかを説明します。

Chaseは5/24ルールがある

まず、大前提として、Chaseのクレジットカードを作るには、5/24ルールがあることを知っておく必要があります。

というのも、Chase系のクレジットカードを作る際、過去24ヶ月間に5枚のカードを作っていたら審査で落ちる、という暗黙のルールがあります。

これはChaseから公にされているわけではないのですが、多くの人の証言からそのようなルールがあるということは非公認の事実として広く知られています。

この5枚のカウントには、Chaseではないクレジットカードも含まれるので、例えばCitiバンクとか、Amexとかのカードを2年以内に5枚作っていると、いざChase Sapphire Preferredを作ろうと思っても、審査に落ちてしまうことになります。

なので、クレジットカードを作るならまず最初にChase系のカードを作るのが得策です。

そして、その中でもChase Sapphire Preferredはサインアップボーナスの額と特典の多さから、最もオススメのカードとして広く知られています。

 

5/24ルールについては以下

Chase系のクレジットカードには5/24という暗黙のルールの壁があるので注意しよう

初年度から年会費95ドル必要

まず、注意しておきたいのは、Chase Sapphire Preferredは初年度から年会費が95ドル必要となる点です。

95ドル払っても、事実上600ドルのボーナスが保証されているので、損になることはないでしょう。

しかし、2年目以降も継続して年会費を払い続ける価値があるかどうかは事前に検討しておきたいところです。

解約するのか?ポイントをどこかに移動させておくか?など、作戦を練っておくのがいいでしょう。

 

サインアップボーナスのボーナス額がすごい(600ドルの現金に換金可能)

ここからはChase Sapphire Preferredに特有の長所になります。

最初に、何といってもサインアップボーナスの額が凄すぎる点です。

3ヶ月以内に4,000ドル使えば、Ultimate Rewardsポイントが、60,000ポイントもらえます。

多分、通常時は50,000ポイントのようですが、いつもキャンペーンをやっているのでデフォルトで60,000と考えていていいんじゃないでしょうか。

そして、この60,000ポイントは現金に変換することができて、実に600ドルになります。

すごいですね。

600ドルもあったらあんなことや、こんなことができるんじゃないでしょうか。

 

Ultimate Rewardsから航空券を買う場合はポイントが1.25倍になる

次に凄いのは、このポイントで航空券を買う場合には、ポイントの価値が1.25倍になる(※1)という点です。

※1: 航空券だけでなく、ホテルやレンタカーなどの旅行関連の支払いが対象となります。

 

Chase系のクレジットカードを作るとUltimate Rewardsプログラムのアカウントが作られます。

このUltimate RewardsのメニューからChase Sapphire Preferredのポイントを使って航空券を買う場合、そのポイントの価値が1.25倍になります。

なので、60,000ポイントなら75,000ポイントとなり、これは750ドル相当の価値となります。

太っ腹すぎて目を疑うレベルですが、本当です。

 

750ドルもあれば、LA-東京間のフライトで安いものだったら、まるっとポイントだけで買えてしまいます。

航空券の価格に対して部分的に利用もできるので、例えばニューヨークにお住いの人で、NY-東京のチケットが1,400ドルくらいだったとしても、750ドル分のポイントを使い、残りの650ドルは自腹で払うという事も可能です。

また、ポイントを全部使わなくても、例えば500ドル分だけ使いたい、という事も可能です。

この柔軟性はなかなかありがたいですね。

ちなみに、Ultimate Rewards経由で航空券を買う場合でも、価格はExpediaなどと比べても全く遜色なく、ANAやJALの航空券も普通に買うことができます。

 

主要エアラインのマイルに変換可能

Chase Sapphire Preferredで貯めたポイントは、航空会社のマイルに変換することができます。

他のChase系のカードではこのような変換ができないものもるので、やっぱりChase Sapphire Preferredは旅行を多くする人に最適化されているようですね。

注意したいのは、一度エアラインマイルに変換すると元に戻すことができず、さらに多くのエアラインマイルには有効期限があるという点です。

特にマイルに変換した後の有効期限については各航空会社によって異なるので、変換前に良く条件を確認した方が良いでしょう。

そう考えるとあまり用途はないかもしれませんが、参考までに以下に変換先として指定できるエアラインマイルを挙げておきます。

※カッコ内はどの航空アライアンスに属しているかを示しています。
Aer Lingus AerClub (なし)
British Airways Executive Club (Oneworld)
Emirates Skywards (なし)
Flying Blue AIR FRANCE KLM (SkyTeam)
Iberia Plus (Oneworld)
JetBlue TrueBlue (なし)
Singapore Airlines KrisFlyer (Star Alliance)
Southwest Airlines Rapid Rewards (なし)
United MileagePlus (Star Alliance)
Virgin Atlantic Flying Club (なし)

ちなみに、ANAはStar Alliance、JALはOneworldに参加しているので、それぞれのアライアンスに所属しているマイルに変換しておけば、ANAやJALの航空券にも使用できると思います。

そうしてみると、変換先の候補となりそうなのはBritish Airways (Oneworld)、Singapore Airlines (Star Alliance)、United (Star Alliance)の3社くらいになりそうです。

 

他のChaseカードのポイントに移行できる

これはChase Sapphire Preferredに限ったことではないのですが、Chase系のクレジットカードであれば、ChaseのUltimate Rewardsポイントが貯まり、そのポイントは別のUltimate Rewardsのカードに移行することができます。

なので、年会費無料のFreedomなどのカードを1枚持っておけば、Preferredの年会費を払う前にFreedomに移行しておき、Preferredは解約してしまうということも可能です。

でもその場合、Freedomのポイントで航空券を買う場合は1.25倍の特典がつかないので注意です。

PreferredからFreedomに移行する時にも、1.25倍になったりとかしません。

 

友達紹介ボーナスでボーナスポイント15,000ゲット

そして、こちらもChase Sapphire Preferredに限ったことではないのですが、クレジットカードはお友達に紹介するとポイントがもらえる特典がついています。

Chase Sapphire Preferredの場合は、一人紹介すると15,000ポイント獲得できます。

つまり150ドル相当ですね。

これはもうある種のアフィリエイトとかと変わりませんね。

ただし、青天井ではなく、年間で最大75,000ポイントまで、と上限が決められています。

要するに5人までが最大ということです。

ただ、5人以上は紹介できないわけではなくて、ポイントがもらえるのが最大75,000までだよ、ということになります。

年間の区切りは、1月1日から12月31日までです。

私も、自分でChase Sapphire Preferredを作り、その後、友達紹介コードを使って嫁にカードを作らせてみました。

すると4週間後にはばっちり15,000ポイントもらうことができました(やった!)。

ちなみに、友達紹介コードの取得方法はかなり簡単で、あまり説明の必要がないと思うのですが、例えばUltimate Rewardsのメニューから対象のカードを選んで「Ways to Earn」に行くと、「Refer Friends」という項目があるので、そこに進みます。

すると、名前とZipコード、カードの下4桁を聞かれるので、それぞれ入力して次に進みます。

すると、友達紹介用のURLが表示されるので、それを適当なところに保存しておきます。

で、そのURLをメールでもLINEでも良いので友達に送り、その友達がリンクをクリックして申請手続きを進め、無事カードがApproveされれば晴れて15,000ポイントが振り込まれるという寸法です。

このページでは、至る所にChase Sapphire Preferredへのリンクが貼られていますが、これらは全て私の友達紹介URLです。

このブログを読んで、「ワラゴンの記事、役に立ったよ~」とか「ワラゴンにお小遣いあげてもいいよ~」なんていう心優しい人がいたらぜひぜひこのページからChase Sapphire Preferredをゲットしてみてください。

 

カテゴリ別のポイント付与率はさほどでもない

ボーナスポイント以外の、通常のカード利用に対するポイント付与率は、それほど目玉はありません。

せいぜい旅行関係と食事関係で2倍(2%)となる程度です。

2020年2月の時点では、Lyftを利用するとポイント3倍と言っていますが、個人的にはあんまり惹かれるものではないですね。

 

ボーナス獲得条件は3ヶ月で4,000ドル使う事

サインアップボーナスを獲得するには、カードを作ってから3ヶ月以内に4,000ドル使うことが条件となります。

つまり1ヶ月あたり約1,300ドルとなります。

幸い、私はカードの支払いが結構多く(主に嫁が)、月1,300くらいなら割と簡単に達成できるのですが、ちょっと難しいなと思う人もいるかもしれません。

まあ、そんな人は無理せずに、もう少し達成条件の低いカードから始めるのが良いと思います。

絶対にやってはいけないのは、ボーナスをもらうために普段よりも多く使ってしまう事です。

それこそカード会社の思うツボですからね。

また、以下のような支払いやお金の移動、ギャンブルの掛け金は4,000ドルにカウントされないので注意しましょう。

・現金の引き出し(借り入れ)
・残高を他のカードに移行する
・トラベラーズチェックの購入
・外貨の購入
・Money Orderの購入
・その他の送金処理
・宝くじの購入
・カジノのチップ
・その他ギャンブルへの利用(競馬など?)

※詳しくは約款をよく読むようにしましょう。

ちなみに、ボーナスを受け取る条件は、カードを「使う」ことになります。

実際に返済したかどうかはあまり関係ありません。

なので、支払い終わっていない金額が残っていても、ボーナスポイントはきちんと受け取ることができます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

Chase Sapphire Preferredは他にもこまごまとした特典が沢山ありますが、目玉の特典はやはりサインアップボーナスの60,000ポイントと、それを旅行関連の支払いに使う場合に1.25割増にしてくれるという点です。

旅行の予定がなくても、現金600ドルにはなるので、全く損はないと思います。

っていうか、今までどうしてこんなおいしい話を知らなかったのか。

身を削る思いで高価な日本行き航空券を買っていたのはなんだったのか。

と、後悔の連続でしたが、これからはクレジットカードをどんどん作って賢く貯金、賢く日本行き航空券を購入したいものです。

 

・Chase Sapphire Preferredを作る→こちら

・その前にUltimate Rewardsについて知りたい

Chase系のクレジットカードプログラム、Ultimate Rewardsの基本を押さえよう

・その前にクレジットスコアが下がらないか心配な人

【アメリカ】 クレジットカードのサインアップボーナス作戦はクレジットスコアに影響するのか?

・その前にクレジットスコアについて知りたい

【詳解】 アメリカのクレジットカードのスコアが計算される仕組みを知って信用度を上げよう

 

実際にChase Sapphire Preferredでボーナスポイントをもらうまでの経緯を見てみたい

【2ヶ月で750ドル】 Chase Sapphire Preferred のサインアップボーナスで副収入を得るまで

 

おすすめ記事

1

こんにちは。ワラゴンです。 今日は、アメリカで見つけた、日本ではあまり知られていないけど超絶おいしいお菓子を紹介したいと思います。 その名も Loacker Quadratini。 なんて読むのかは分 ...

2

こんにちは。ワラゴンです。 アメリカに在住することのひとつのデメリットは、「日本への一時帰国が簡単ではない」という点です。 特に、子供が小さいうちはなるべく親に孫を見せてあげたいと思うのが心情なのでは ...

3

こんにちは。ワラゴンです。 みなさん、Netflix(ネットフリックス)って知っていますか? アメリカ発の動画配信サービスなんですが、これが英語の勉強をするのにとても便利なのです。 英語学習では、映画 ...

4

0. はじめに こんばんわ。ワラゴンです。 さて、今日は久しぶりにアメリカ生活について、 特にロサンゼルスの賃貸事情について少しお話したいと思います。 これからロサンゼルス周辺に駐在でいらっしゃる皆様 ...

5

どうもワラゴンです。 今日は、タイトルにもあるように、一歩進んだバックアップのプラグイン、 UpdraftPlusを紹介したいと思います 1. はじめに みなさん、Wordpressのバックアップを取 ...

6

0. はじめに こんにちは。ワラゴンです。 調べ物をしている最中、すごいサイトを発見したので紹介したいと思います。 そのサイトというのは、以下になります。 副業クエスト100 もう、何というか、アフィ ...

7

前回、アメリカ生活のここがイヤ!移住して後悔したこと 前編 3つという記事を書きました。 今回はその続きになります。 シリーズを最初から読みたい方は以下の目次ページが便利です エンジニアのアメリカ進出 ...

-アメリカのお金の話, ロサンゼルス生活

Copyright© 40歳から始める資産ブログ , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.