こんにちは。ワラゴンです。
前回、前々回と、セコイア・キングスキャニオン国立公園に関する観光情報をまとめました。
ロサンゼルスからセコイア・キングスキャニオン国立公園に観光に行った時のメモ(カリフォルニア)
【世界最大の樹】セコイア・キングスキャニオン国立公園の見どころまとめ(カリフォルニア)
そして、今回キャンプをしたキャンプ場がとても良かったので、将来の比較のために覚え書き程度にメモを残しておきたいと思います。
そのキャンプ場とは、タイトルにもある通りキングス・キャニオン国立公園の敷地内にあるセンチネルキャンプ場(Sentinel Campground)というところです。
センチネルキャンプ場の良いところ、悪いところを見ていく前に、ここでの話は、あくまで私たちの今回のキャンプで感じたことを元にして書いています。
ですので、以下の前提条件があるので注意してください。
前提
・2019年の8月後半の平日(火曜日の夜)にキャンプをしました
・ロサンゼルスから出発
・キャンプは超初心者(過去に2回のみ経験あり)
キャンプ場の予約について
セコイア・キングスキャニオン国立公園にはたくさんキャンプ場があり、先着順のキャンプ場もあれば予約必要なところもあります。
基本的には以下のサイトからキャンプ場の検索と予約ができるようになっています。
今回、とある理由でキャンプ場の手配を全て嫁さんにお任せしました。
嫁さんによると、このキャンプ場は水洗トイレがあり、近くに売店があるということから、センチネルキャンプ場(Sentinel Campground)を選んだようです。
あ、あとはペットOKだったこともありますね。
センチネルキャンプ場の基本情報
まずは基本情報を以下に示します。
・キングスキャニオン国立公園にある
・一泊22ドル
・予約必要
・ペットOK
・全77サイト(※1)
・遠い(中心地から約40分)
※1: サイトというと自分に割り当てられる敷地を示します。
総合的な感想から言うと、私たち的にはかなり大満足だったので、以降に良い点、悪い点を書いていきたいと思います。
良いところ
安い
一泊$22でした。
ただ、国立公園自体の入場料が$35なので、合計するとまあまあのお値段になってしまいます。
国立公園内ではないキャンプ場だとだいたい一泊$45くらいなので、ちょっと割高なのかもしれません。
ただ、22ドルというのは、セコイア・キングスキャニオン国立公園の中にあるキャンプ場の中では最も安い水準でした。
水洗トイレがある
キャンプ場内に水洗トイレがあり、まあまあきれいだったのが助かりました。
上の予約サイトをじっくり見てみると、水洗トイレではない(vault toiletとかpit toilet)ところもあるので、私たちのような子連れ軟弱キャンパーにはありがたいです。
夜中はもちろん明かりがついていないので、懐中電灯かランタンが必須となります。
売店がある
歩いて10分かからないくらいのところに売店があったのも助かりました。
売店の名前はCedar Grove Visitor Center and Villegeというそうです。
私たちは荷物が多すぎて薪を車に積めなかったので、ここで薪を調達しました。
ただ、ここの薪はちょっと割高だったような気がします。
火が付きやすい薪が約$8、長持ちする薪が約$10でした。
キャンプから帰ったあと、うちの近くのCVSで薪が6ドルで売っているのを見て悔しい思いをしました。
まあ、道中で薪を買うチャンスもなかったし、車に積むスペースもなかったので仕方がなかったのですが。
また、この売店ではちょっとした軽食を食べられるところも併設されていたので、準備不足の人たちにも優しいです。
売店の営業時間は朝8時から夜8時まで、と言っていました(2019年8月時点)。
売店には基本的なキャンプ用品や、カップヌードルのようなインスタント系の食品もありました。
ただ、お肉や野菜のような生鮮食品があったかどうかは未確認です(スミマセン)。
シャワー・洗濯機がある
私たちのような軟弱キャンパーにとってはシャワーがあるのはありがたいです。
今回、私たちは時間の都合でシャワーできませんでしたが、売店でトークンを買って使うタイプのようです。
金額は未確認です(調べれば分かると思いますが、すみません。)。
洗濯機もシャワーと同じ建物の中に並んでいたので、長期間キャンプするという人には良いですね。
ペットOK
私たちはワンコがいるので、ペットOKなのが助かりました。
でも犬の後始末はきちんとしましょう。
人が少ない
私たちがキャンプしたのが平日だったからなのか、人は非常に少なかったです。
私たちが借りたサイトから見渡す限り、うち以外には3組くらいしかいませんでした。
人気のあるキャンプ場だと、人が多すぎるのと隣のキャンプサイトと近すぎてあまりゆっくりできない、という話も聞くので、すごく落ち着いた時間を過ごすことができました。
感覚的には全77サイトのうち、20 - 30くらいしか人がいなかったような気がします(もっと少なかったかも)。
まあ、場所的に不便なので人気がないのかもしれないですが。
木が多いので日陰がある
全体的に木が多いので、どこを借りてもそれなりに日陰があると思います。
あいにく、私たちが借りたところは木が少ないスポットでしたが、日陰の部分もきちんとあったのでターフなしでも普通に凌ぐことができました。
まわりのスポットの多くのスポットは、おおむね木に覆われていたと思います。
基本的なキャンプ装備が整っている
各サイトは、普通にキャンプする分には問題ないくらいの装備が整っていると思います。
テーブルもあるし、かまどっていうんですかね?キャンプファイヤーをやる円形のやつもあります。
上の予約サイトではFire pitと呼ばれています。
そのFire pitの円周上に、高さを変えられるグリルが設置されていました。
ちょっと分かりづらいのですが、写真はこちら(昼間に撮っとけばよかった、、、)。
マシュマロの大きさからかまどの大きさを想像すべし笑
水道もありましたが、キャンプサイトエリアに設置されているものは、食器を洗ってはダメとのこと。
その代わり、トイレの建物の脇に流しが設置されています。
そこでは普通に洗剤を使って食器を洗う事ができました。
あと、キャンプサイトの広さですが、いかんせん、キャンプ経験が浅いもので、私たちが借りたサイトが広いのか狭いのかをコメントするのが難しいです。
ざっと見た感じ、3,4人用のテントを二つセットしても、まだスペースはありそうなくらい広々としていました。
ぜんぜん参考になってないです汗。
また、クマが食べ物に近づくことができないようにするストレージボックス?というのでしょうか、そんなのもそれぞれのサイトに設置されています。
そんなに寒くない
私たちは8月後半に行ったのですが、夜はそれほど寒くなかったです。
夜10時でも、ひんやりする感じもなく、半袖のTシャツで十分でした。
その日の天候にも左右されると思うので、「凄く天気のいい日なら、夜でも半袖で大丈夫」くらいに解釈した方が安全かもしれません。
一方、明け方は少し冷えました。
私は7時くらいに目が覚めた(と思う)のですが、半袖でテントの外に出るのを少しためらうレベルです。
出れなくはないけどちょっと、、、というレベルだと思います(これ、参考になってます??)。
寝袋があれば万全ですが、なくてもジャケットや着替えの服にくるまれば何とか凌げるのではないかと思います。
以前、マウンテン ハイ(だったかな?)という山に9月にキャンプに行った時、寝袋があっても寒すぎて車の中に避難した経験がありましたが、今回はそのようなことはありませんでした。
悪いところ
遠い
悪いところはこの一点のみです。
ロサンゼルスから行く場合、もともとセコイア国立公園よりも、キングス・キャニオン国立公園の方が30分くらい遠いです。
そのキングス・キャニオン国立公園の中心地であるKings Canyon Visitor Centerから、さらに40分くらいかかります。
地図で言うとこんなかんじ。
まあ、遠いから人が少なめなのかな、という見方もできますが、一泊二日の旅をするにはちょっと遠い印象です。
今回、私たちはのんびり出発したのもあって、ロサンゼルスのトーランスからセンチネルキャンプ場に到着するまで、約7時間かかりました。
その他反省など
センチネルキャンプ場には関係ないですが、今回久しぶりにキャンプをしてみて分かったことや反省点があるので、自分用のメモに残しておきます。
テーブルクロスがあったほうがオサレ
テーブルが設置されていることを知らなかったので、テーブルクロスなんていうおしゃれアイテムは用意しませんでした。
しかし、実際にはテーブルが置いてあったのですが、そのテーブルが少々きたない。
なので、余裕があるならテーブルクロスを用意した方が、楽しい気分になれるかも、と思いました。
懐中電灯はやっぱり必須
夜は明かりが全くないので、懐中電灯が必須です。
トイレに行くにも、ランタンを消した後に何か明かりが必要な時にも、絶対必須だと思いました。
懐中電灯がなかったら、と想像するとかなり悲惨なことになることが容易に想像できます。
クーラーボックスの中なら食べ物は2日くらいもつ
今回、クーラーボックスに食材を入れて、ペットボトルの水を容器ごと凍らせたものを敷き詰めて持っていきました。
BBQ用の肉も凍らせて持っていったので、現地に着いた時点ではまだカチカチでした。
まあ、火が通るのに時間がかかるだけなので、カチカチはそんなに問題ではありませんでした。
ただ、余ってしまったお肉が結構あり、うちに帰るまで持つかどうか心配がありました。
結論を言うと、これは問題ありませんでした。
キャンプの翌日、一日中炎天下の中で保管されていたにも関わらず、家に到着した夜中の1時くらいの時点でも、わずかに凍っているくらいでした。
この間、一度も氷を補充していないので、思ったより長持ちするんだなあと思いました。
なので、まとめると以下のようになります。
「カチカチに凍らせたお肉をクーラーボックスに入れ、同じくカチカチのペットボトルの水で敷き詰めた場合、氷の補充なしで少なくとも2日は大丈夫」
勉強になりました。
望遠カメラがあったほうが良い
私は、実は6万円くらいするちょっといいミラーレスのカメラを持っているのですが、取り回しが面倒なのと携帯のカメラで十分きれいな写真が撮れるので、最近は全く出番がなくなっていました。
今回も、嫁さんと「荷物多いし、携帯だけでいいよね~」と話していました。
ところが、やっぱり山に入ると色んな動物やら出てくるのですが、携帯だとあまり近くに近づけないため、どうしても被写体が小さくなってしまいました。
うちのミラーレス君なら、望遠レンズに取り換えられるので、もっと被写体を大きく撮れたのにな~とつくづく思いました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
簡単な自分用のメモのつもりでしたが、なんだかんだ言って長くなりました。
間違いがないように書いていますが、なにせ自分用のメモなので、これを参考にして何か問題が起こったらゴメンナサイ。
【補足】
ちなみに、アイキャッチの画像はグリズリーの滝です。
なんてことはない滝ですが、センチネルキャンプ場のすぐ近くにあるので、立ち寄ってみてもいいかもしれません。
10分あれば見終わることができるので、かなりお手軽です。
セコイア・キングスキャニオン国立公園の見どころは、以下のページにまとめてあります。