こんにちは。ワラゴンです。
アメリカに旅行や出張、または留学で訪れる際、多くの場合は空港から最初の目的地までの移動手段が必要になります。
日本とは違って公共の交通機関が発達していないアメリカでは、移動手段の筆頭が車になると思います。
少し前だと知人に迎えに来てもらったり、現地でタクシーを拾ったりしていたと思います。
しかし、それももう昔の話。
時代はもはややUber(ウーバー)やLyft(リフト)といったライドシェアサービスを使うのが標準になりつつあります(アメリカでは、かな?)。
Uberやリフトって何?という人は以下の記事を読んでみましょう。
さて、アメリカではUberとLyftという2大ライドシェアサービスがありますが、結局のところどっちがいいの?という疑問にお答えしたいと思います。
総合比較
まずは概要として両者の比較を表にしてみました。
っていうか、これが結論に近いかもです笑
Uber? Lyft? | |
基本料金 | 同等 |
混雑時の料金 | Lyftが若干安いか? |
サービス範囲 | Uberが圧倒的に広い |
カスタマーサポート | Lyftが若干良いか? |
それでは順番に見ていきましょう。
基本料金
通常時の料金は、UberもLyftもさほど変わりません。
かなり大雑把に1マイルあたり2-3ドルくらいになります。
しかし、どちらも混雑時にはSurgeと呼ばれる特別料金になります。
これは、ドライバーの数に対して乗り手の数が多い時に発生し、UberではこれをSurge(サージ)と呼び、LyftではPrime time(プライムタイム)と呼びます。
ここでは便宜上サージと呼びますが、このサージが発生すると通常のレートに比べて1.2倍とか1.5倍というように、割増料金が請求されます。
週末のLAXやサンタモニカではほとんど一日中この割増料金が適用されているのが実情です。
割増料金はLyftの方が安い場合が多い
さて、このサージ(割増料金)ですが、これが適用される場合は比較的Lyftの方が安くなる傾向にあるようです。
Lyftは2016年頃まで倍率の最大値が2倍までだったようですが、今はそういった上限はないようです。
Uberはもともと倍率の最大値はありませんでした。
最安値を追いたいという場合は、両方のアプリを入れておいて、事前に両方の予想運賃を確認しておくのが良いでしょう。
サービス範囲
サービス提供エリアに関して言えば、Uberが圧倒的に上回っています。
Uberが世界各国で展開しているのに対して、Lyftは米国とカナダのみです。
米国内においても、地方都市ほどLyftのカバー率は低くなるので、旅先が大きな都市でない場合はUberの選択肢しかないでしょう。
旅の目的地がUberやLyftに対応しているかどうかは、それぞれのWebページで確認することができます。
Uber
https://www.uber.com/us/en/ride/
Lyft
https://www.lyft.com/rider/fare-estimate
カスタマーサポート
残念ながら、私はそれほどライドシェアサービスのヘビーユーザーではないので、これまで問題が起こったことがありません。
ただ、少しアメリカ人の利用者の声を調べてみたところ、若干Lyftの方がポジティブな意見が多いように見受けられます。
Uberは規模が大きく利用者も多い分、カスタマーサポートが手薄になってきているとの見方もできます。
一方Lyftは成長中とはいえ、アメリカとカナダ限定なので利用者にとっては満足度の高いカスタマーサービスを提供できているようですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
UberもLyftも知らなかったという人は、次にアメリカ旅行に来た際は、一度試してみるのも良いと思います。
結局のところ、状況に合わせてUberとLyftを使い分けるのが最も賢そうだという結論になります。
ロサンゼルスのような大きな都市ならLyftでもまったく不都合なく使えるので、せっかくなので両方ともインストールしておいても良いでしょう。
時間が許せば両方のアプリでそれぞれ予想運賃を出して比べるのも節約につながると思います。
特に、Surgeが適用されるような混雑時は、Lyftの方が安くなる傾向があるので試してみてください。