こんにちは。ワラゴンです。
みなさん、世界最大の樹って知ってますか?
カリフォルニアのセコイア国立公園にあるセコイアという種は、世界で最も大きくなる樹として有名です。
世界最大かどうかは別としても、セコイアの樹ってのは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
そして先日、セコイア・キングスキャニオン国立公園(Sequoia & Kings Canyon National Park)にキャンプに行ってきたので、誰かの役に立つかどうか分かりませんがメモを残しておきたいと思います。
セコイア・キングスキャニオン国立公園とは
セコイア・キングスキャニオン国立公園と書いていますが、正確にはセコイア国立公園とキングスキャニオン国立公園が併設されています。
地図で見るとこんな感じ。
どちらも広大な敷地にセコイアの樹が生えています。
セコイアの樹といえば、とてつもなく大きな樹ということで有名ですね。
何でも樹齢2000年を超える樹がたくさんあるそうです。
初めて見たときは「すごいな~」と思いましたが、今回は2回目なのであれ?こんなもんか?くらいの感動でした。
慣れって怖いです笑
アクセス
私はロサンゼルスのトーランス近くに住んでいるので、トーランス基準で考えます。
トーランスからだと、どうしてもLAのダウンタウンを通過するI-110経路か、サンタモニカの横を通るI-405を使う必要があるので、渋滞は避けられません。
ですので、かなり大雑把ですが、セコイアには約5時間、キングスには6時間くらい見ておいた方がいいでしょう。
今回、私たちは朝8時にのんびりと出発しました。
平日の朝の渋滞にがっつりはまったのと、目的地のキャンプ場がキングスキャニオンのビジター・センターからさらに奥に位置していたので、到着して買い出しが終わったころには夕方の4時くらいになっていました。
所要時間8時間、、、涙
入場料
2019年8月の時点で、一般的な車両の公園内への入場料は$35でした。
数年前に訪れたときは$30くらいだったような気がするのですが、、、
一度入場料を払うと、7日間有効な入場券というか、ペラペラのレシートを渡されます。
レシートにはテープを貼り付けてあるので、車内からフロントガラスに貼り付けます。
この一枚で、セコイアとキングスキャニオンの両方に出入りすることができます。
キャンプ場について
キャンプ場はかなりたくさんあり、以下のサイトから予約することができます。
たくさんあり過ぎて、実際に選ぼうと思ったらどこが良いのか迷うと思うかもしれません。
希望の条件で検索することができるので、自分の好みに合わせてお目当てのキャンプサイトを探すようにしましょう。
今回、うちの場合は嫁さんにリサーチをしてくれたので、ずいぶん楽をすることができました。
嫁さんによると、キャンプ場に水洗トイレがあることと、近くにマーケットがあるという理由から、sentinel campgroundを選んだようです。
キングス・キャニオンのビジター・センターからさらに45分くらいかかったので、かなり時間がかかりました。
それでも、マーケットがあったのはキャンプ初心者の私たちにとってはかなりありがたかったです。
キングス・キャニオンからセコイア国立公園までは約1時間
この両公園で一番の目玉と思われるのはシャーマン・ツリー(General Sherman Tree)とグラント・ツリー(General Grant Tree)なのではないかと思います。
シャーマン・ツリーは体積で世界一、グラント・ツリーはこちらも体積で世界第三位と認定されています。
そして、シャーマン・ツリーはセコイア国立公園の敷地内にあり、グラント・ツリーの方はキングス・キャニオンの方にあります。
で、この両地点を移動するにはだいたい1時間くらいかかるので、両方見たいと思ったらこの所要時間は少し頭に入れておいた方が良いです。
道中にはちょっとした観光スポットもあるので、寄り道などしたらもっと時間がかかります。
なので、できれば事前にどこに行きたいかを決めておくのが良いでしょう。
ちなみに、今回、2019年の8月の時点では、ビジターセンターのおばちゃんは道路工事やってるから2時間かかるよ、と言っていました。
しかし、実際には道路工事の標識はあるものの実際の工事はやっていなかったので、1時間とちょっとくらいでキングスからセコイアまで行くことができました。
8月下旬、日中の気候はとにかく暑い、日没は7時すぎ
今回、私たちは8月の下旬に行ったのですが、当たり前ですが日中の日差しは強かったです。
標高が高いから涼しいのかな、なんて思ったのですが、全然そんなことはありませんでした。
いちばん暑い時間帯で35、36度くらいはあったと思います。
とはいっても、空気は乾燥しているので日本の夏に比べればまだまだ過ごしやすいでしょう。
キャンプに関して言えば、夜はそれほど寒くないな、と感じました。
テントの中は半袖のTシャツでちょうどいいくらいでした。
これなら寝袋もいらないかな?と思い、半袖のまま眠りましたが、朝はさすがに寒くなりました。
夜中に寝袋を引っ張り出しましたが、「寒すぎてダメ」というレベルではありませんでした。
厚手のセーターでもあればなんとか凌げるくらいの寒さ、と言う感じです。
日が暮れるのは7時30分くらいだと思います。
7時くらいだったらまだ明るいので、割と時間を長く使えます。
ビジター・センター周辺ならWifi可能かも
基本的に、公園内はどこも携帯の電波は届いていないと考えていた方が良いです。
ただ、大きめのビジターセンターのみ、wifiが使えるところがあるようです。
「ようです」としているのは、今回、私はwifiを試していないためです。
キングス・キャニオン国立公園の中心地であるKings Canyon Visitor Centerではwifiの看板があったような気がするので、どうにかすればインターネットできそうですが、残念ながら未検証です。
公衆の電波が届いていないので、携帯のカーナビに頼っている人は注意が必要です。
いざナビで目的地を探そうと思っても、上記のwifiがあるエリア以外では携帯のナビは全く使い物になりません。
携帯のナビはGPSの電波は受信できますが、検索結果をインターネットから取得する必要があるので、電話の電波が届いていなければなりません。
まあ、公園の入り口で公園内の地図がもらえるので、そんなに困ることはないと思いますが、道中でこの地図をなくすとちょっと涙目になる可能性があるので注意しましょう。
もしくは、携帯ではないカーナビを持参すると安心です。
今回の旅の日程と見てきた場所
今回の旅のスケジュールというか、結果としてこんな時間割になりましたよ、というのを参考までに残しておきたいと思います。
セコイア、キングスキャニオンに行く人がいたら、少しくらいは参考になるかもしれません。
1日目
08:00 - 15:00 | キャンプ場へ移動 | キングス・キャニオン国立公園 |
15:00 - 16:00 | 買い出し | |
16:00 - 18:45 | キャンプ場で食事 | |
18:45 - 19:30 | 周辺散策 | |
19:30 - 21:00 | キャンプファイヤーなど |
2日目
07:00 - 10:30 | 朝食、片付け | キングス・キャニオン国立公園 |
10:30 - 11:00 | グリズリーの滝 | |
11:30 - 13:00 | Kings Canyon Vistor Centerに移動(+食事) | |
13:00 - 14:00 | グラント・ツリーのトレイル | |
14:00 - 15:00 | シャーマン・ツリーに移動 | セコイア国立公園 |
15:00 - 15:30 | 休憩 | |
15:30 - 17:00 | シャーマン・ツリーのトレイル | |
17:00 - 17:30 | トンネル・ログに移動+写真 | |
17:30 - 18:00 | モロロックに移動(寄り道しなければ10分くらい) | |
18:00 - 18:45 | モロロックの頂上に登る | |
18:45 - 01:45 | 帰宅(途中で夕食) |
まとめ
いかがでしたでしょうか?
いかがも何も、今回の記事は私自身の備忘録なので、あまりお役に立たなかったかもしれません。
wifiが使える場所とか、もっと色んな事を確認しておけば良かったなーと思います。
とはいっても、遊びで行ったものなので、アレもコレを確認してたら旅の趣も損ねてしまいます。
まあ、全体的には楽しめたのでよかったかな、と思います。