こんにちは。ワラゴンです。
アメリカに観光や留学、駐在で来る準備として心配になることに、「アメリカで日本の電化製品って使えるの?」「変圧器って必要なの?」ってことがあると思います。
結論から言うと、「変圧器なしでほとんど使えるはずだよ」と言えますが、もう少し詳細に見ていきたいと思います。
コンセントは英語ではOutlet(アウトレット)
いきなり話は逸れてすみません。
コンセントは英語ではコンセントとは呼ばないので注意しましょう。
まあ、コンセントは日本人のあるある間違い英会話に良く出る単語なので、今更という感じもしますが。
正しくはOutlet(アウトレット)と呼びます。
しかし、Outletと言っても、いわゆるアウトレットモールを指す時にも使うし、車の標識で「No Outlet」と言えば「通り抜け不可」という意味合いなので、やっぱりややこしいですね。
コンセントの形は同じなので日本の製品をそのまま差すことが可能
まず、コンセントの形ですが、日本とアメリカでは、コンセントの形は完全に一致しています。
なので、日本の製品はほとんど間違いなく差し込むことができます。
アメリカの電圧は120Vだが日本のほとんどの電化製品は対応済み
日本の電圧は全国一律で100Vですが、アメリカは120Vとなっています。
しかし、基本的には日本の電化製品は多くの場合は120Vの電圧にも耐えられるように設計されているので、特に意識しなくても使えるはずです。
携帯の充電器やパソコン類は旅先でも使う事を前提としているので、間違いなく問題なく使えると思って良いです。
ただ、少し微妙なところで言うと、ヘアドライヤーだとか、炊飯器あたりが心配なところでしょうか。
これらの電化製品は、電気を多く消費するので、間違って使うと危険なことになります。
なので、事前に120Vに対応しているかをよく確認する必要があります。
許容電圧ってどうやって調べるの?
それでは許容電圧はどのように調べれば良いでしょうか?
まずは説明書を見てみましょう。
製品仕様の所に電源の許容電圧が書かれていると思いますが、運が良ければそこに120Vだとか125Vだとか、220Vだとか表記されていると思いますが、多くの場合は100Vと書かれているかと思います。
しかも、ご丁寧に「外国では使えません」とはっきり書いている場合もあります。
普通はここで諦めると思います。
というか、人として諦めるべきです。
が。
私は諦めません。
私なら、電源プラグの差込口をよーく目を凝らして見てみます。
そこに120Vだとか、125Vだとか書いてあれば「たぶんいける」と判断します。
実は、うちのホットプレートがまさにこのパターンなのです。
私は、グリーンカードを取得して移住が確定した時、日本に一時帰国したのですが、その時にホットプレートを購入してアメリカに持ってきました。
(アメリカには日本式のホットプレートというアイテム文化がないので、安く手に入れることができません)
説明書にはばっちり「外国では使用できません」と書いてあったのですが、電源プラグの差込口のところには125Vとうっすらと書いてあります。
うちでは少なくとも月1回くらいはこのホットプレートを使っていますが、今のところ何の不自由もなく2年くらい使えています。
これは確かに危険な賭けというか、良い子には決して真似してほしくない判断なので、くれぐれも最終判断は自己責任でお願いします笑。
もし何かあったらこのブログで紹介しようと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私は留学する時に日本から変圧器を買ってきましたが、決して安い買い物ではありませんでした(当時1万円くらい)。
しかし、渡米してからというもの、その変圧器のお世話になったことは一度もありませんでした。
しかも、変圧器って地味に重いんですよね。
なので変圧器は私の中の「アメリカに持ってきて失敗したリスト」のNo.1に輝いています。
今回の記事では、ちょっとせこい危険な判断方法を紹介しましたが、本当に大切な電化製品をアメリカで使う場合は必ず説明書に記載されているメーカーの指示に従うようにしましょう。