アメリカのお金の話 ロサンゼルス生活

出張や旅行でロサンゼルスに行く場合の1日の食費の目安を考えてみる

投稿日:2019-03-23 更新日:

0. はじめに

どうも、ワラゴンです。

今日は、ロサンゼルスでの食費、とりわけ出張や旅行で行く場合の1日の食費の目安について考えてみたいと思います。

これから出張でロサンゼルスに行く予定のある人、あるいは旅行でロサンゼルスに行く予定のある人の参考になればいいな、と思います。

それでは行ってみましょう。

 

 

1. IRSが公開する出張時の食事手当から推察

とはいうものの、一概に食費と言ってもシチュエーションによって実に幅があります。

例えば、もしあなたが外国人の友達から「出張で日本に行くんだけど、1日の食費はどれくらい?」と聞かれても、「そんなの何を食べるかによるよ!」って答えるのと同じです。

アメリカでの食費も同じで、行き先の場所や、食べるものによって食事にかかる費用は大きく変わる、という前提があります。

そんな中、「アメリカ滞在中の平均的な食費」の目安がないかなーと探してみたところ、IRS(国税局)が公開する「IRS Per Diems」という指標を発見しました。

これは何かというと、「アメリカ国内で出張する場合に、会社から支給される手当の目安」になります。

IRS(国税局)が定める1日の出張手当なら、推察の手がかりとして使えそうなのではないかと思います。

IRSはこの出張手当を「宿泊費」と「食費」に分けて定義していますが、ここでは特に食費についてお話します

IRSが定める食費手当は、まず全米を対象とした基本的な食費手当が定義されています。

しかし、それだと物価の高い都市に出張に行った場合、出張者にとって不利になってしまうので、各主要都市では個別に食費手当の目安が定義されています

ロサンゼルスももちろんその主要都市に含まれていて、その食費手当は2018年の定義を見ると、$64となっています。

 

 

ちょっと、、、

 

 

 

高い、、、、?

 

 

 

日本の会社だと、多くても3000円くらいなのかな?と想定すると、ずいぶん高い設定になっていますね、、、

これってロサンゼルスが特別に高いだけ?とも思ったので、上で説明した全米に適用される基本的な食費手当の目安を見てみてみます。

でもやっぱり$51と、日本に比べれば高めの設定です。

ということは、全体的にアメリカの食事手当の目安は太っ腹のようです。

もう少し詳しく考察してみましょう。

 

 

2. 現実の相場観と比較(建前編)

1日$64というのは、現実的に見てどうなんでしょうか?

ワラゴン的には、これはちょっと多すぎなんじゃない?という印象はあります。

そこで、実際の相場を考えるとどのくらいになるかな?というのを想像してみたいと思います。

ここでは一般的に言ってロサンゼルス周辺で1日3食を外食で済ませる場合、という想定で考えてみたいと思います。

もちろん、食事にかける金額って、その人の生活レベルによってかなり幅があるので私の意見が必ずしもすべての人に当てはめることはできない事はご了承ください。

 

朝:$10

早朝からレストラン、という人も少ないと思うので、サブウェイとかマクドナルドとか、簡単なファストフードになると思います。

これはかなり多くても$10くらいでしょうか。

 

昼:$15

昼は一般的な水準のレストランでランチメニューを食べる、という想定にしましょう。

普通の韓国レストランで$10のビビンバを注文したとすると、税金とチップを入れて多くても$15くらいでしょうか。

ちょっと豪華すぎるくらいかもです、、、

 

夜:$27

こちらもちょっと奮発してレストランで食べるとします。

寿司とかステーキとか、そんな特別なものでない限り、普通のディナーなら$15くらいで十分食べることができると思います。

仮にお酒を1杯飲むとしても、食事そのものの代金が$20で、税金やチップを入れて$27あればかなり豪華な食事を楽しむことができるのではないでしょうか。

そしてこれらを合計すると、$52となりました。

これに加えてスタバでコーヒーを2杯飲むとしたら、$60くらい行ってしまいそうです。

 

うーん。

 

やっぱり高い、、、、

 

もっと安く済ませられるかも、と思いましたが、少し贅沢めなプランで行くと、やっぱりこのくらいかかるかもしれないですね。

そう考えるとIRSの設定する目安も、あながち的外れではないのかなと思います。

 

3. 現実の相場観と比較(本音編)

上の結論では、1日$60くらいと書きましたが、かなり豪華な見積もりだと思います。

例えば一週間の出張でロサンゼルス滞在、ということを想定すると、毎日そんなに豪華な食事はしないのかなーなんて思います。

そこで、自分の場合はどんな食事になるだろう?というのを考えてみたいと思います。

ワラゴンは、他の記事でも書いている通り、決して高給取りではないですし、毎月カツカツな生活を送っています。

そんな私の生活レベルで、1日3食を外食するなら、という想定で参考にしてもらえれば良いかと思います。

 

朝:食べない

私、朝は食べれないので基本朝食は食べません。

 

昼と夜:それぞれ$11

レストランで食べるとチップが高いので、お持ち帰り専門店に行くと思います。

まぁ、ファストフードでもいいのですが、中華系のお持ち帰り専門店なら、$8くらいで腹いっぱい食べることができます

 

でも、毎日同じような食事だと飽きるので、やっぱりファストフードも織り交ぜます。

ちょっと豪華にしたいときは、レストランでお持ち帰り注文にします。

お持ち帰りなら、チップも15%か、最大$3くらいが目安なので、最大でも$14くらいでしょうか。

なので、$8 - $14という幅になるので間を取って$11と見積もりました。

すると、合計は$22となりました。

 

お好みで飲み物をつけてもいいですね。

私は、スタバよりもマクドナルドの$1コーヒーの方が好きなので、これを足しても$23です。

 

先ほどの建前の見積もりと比べるとずいぶん懐に優しい結果となりました

 

4. まとめ

いかがでしたか?

ロサンゼルスでの食費と言っても、その目的によってかなり幅が出てきます。

2,3日の出張や旅行で滞在するなら、おそらく朝はホテルで済ませることができると思いますが、昼と夜はせっかくなので色々とおいしいものも食べたいかもしれないので、食費が高くつく可能性が高いです。

一方、数週間単位の長い滞在なら、食費はもっと抑えたくなると思います。

 

そんなわけで、「ロサンゼルスで1日3食外食する場合の食費」をまとめると以下のようになりそうです。

・IRSが定める出張時の食事手当の目安は$64
・現実的に1日3食楽しみたいなら$60
・節約モードなら$23

まあ、参考になっているのかどうか怪しいですが、誰かのお役に立てれば幸いです。

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