0. はじめに
こんにちは。ワラゴンです。
アメリカに住んでいる皆さんが口をそろえて訴えるのが、アメリカの食パンは激マズということです。
これは本当にそうで、劇的にクッソまずいんです。
アメリカ人て、かわいそうだよな
って本気で同情するレベルなんです。
ああそう。自分らそれで満足なんねんな。
日本に行ったらそれの10倍うまいのが同じ値段で食えるんやで、、、
いいんやで、、、それしか知らへんのやから、、、
そんな哀れみの気持ちが込み上げてくるくらい残念なんです。
今まで、アメリカの食パンはなんでこんなにおいしくないんだろう?とずっと思ってきましたが、先日答えを見つけたような気がしたので書いてみます。
1. どんな風にまずいの?
こればっかりは実際に食べてもらわないとお伝えするのが難しいのですが、私が気に入らない第一の理由が何といっても、
うすい!
どの商品も一貫してうすい!
日本の食パンで言うと、厚さ1cmに満たないくらい、10枚切りくらいの厚さでしょうか。
サンドイッチには適しているかもしれませんが、そのまま食べるには薄すぎるのです。
日本の食パンの、モチモチっとした弾力がないんです。
次に許せないのが
香ばしさゼロ!
トーストした食パンにバターを塗って、口にほうばった時に感じるあの香ばしい香りがない!
続いてパン本来の甘みがない!
そしてスカスカ!
バターを乗せた「何か」を食べているような感覚
と言えば少しは伝わるでしょうか、、、
もう、とにかくどれを買ってもおいしくないんです。
薄いのでフレンチトーストにしても全然おいしく頂けません。
そんなわけで、アメリカに来た当初、つくづく食パンのまずさに絶望したものです。
2. なんでそんなにまずいの?
ここからは私の推論になるのですが、最近、アメリカの食パンがこれほどまでにまずい理由が何となく分かってきました。
結論から言うとズバリ
他においしいパンがあるから
なんじゃないかなと思います(ズバリ言うほどの事でもない)。
代表的なところ(というか私が好きなもの)で言うと、ベーグルやサワー・ドウといったところでしょうか。
ベーグルそのものは取り立てておいしいものではないのですが、軽く焼いてクリームチーズをつけて食べるとこれが激ウマ!なんです。
日本でそういう食べ方をしたことがなく、アメリカに来てこの食べ方を知った時、
あ、これだ。
自分らこっちメインで食べてるんねんな、、、
と妙に納得しました。
同様にサワー・ドウ(sour dough)もおいしいです。
日本では食べたことがなかったのですが、こちらはちょっと酸味があるパンです。
酸味って、そんなんでおいしいの?
って心配になるかもしれません。
でも立派においしいです。
トーストしてバターを塗ると、バターの塩味とパンの酸味がうまくハーモニーしてなかなかおいしいです。
あとは、コスコ(costco)で買うクロワッサンも超絶おいしいです。
そのままでもおいしく頂けますが、
軽くトーストすると格別においしい
ですよ。
日本の食パンはもちろん恋しいですが、ないものねだりはやめて、あるもので楽しむことを考えようと思いました。
それでは。